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特集記事

医療福祉のお仕事体験
(西野学園で学べる9つの職業をミニ体験!)

■開催日/9月12日(金)

●開催時間:14:30~17:30
●開催場所:JR函館駅2F「イカすホール」
●ブースの種類:臨床検査技師・臨床工学技士・歯科衛生士・理学療法士・作業療法士・言語聴覚士・介護福祉士・社会福祉士・精神保健福祉士
●主催:函館臨床福祉専門学校

9/12に函館駅の2Fで行われた医療福祉のお仕事体験(西野学園で学べる9つの職業をミニ体験!)というのに参加してきました。

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あまり聞けない福祉関係の貴重な話を求めて

今回、函館駅のほうで医療福祉のお仕事体験というイベントがあったので、その取材に行ってきました。 会場は駅の2階、エスカレーターを登ってちょっと行った先にあります。

どんなブースが揃っているのかな?

医療福祉と言えば、僕が過去に話してきた知り合いの中にも、何人かそれ関係の仕事に就いていた人がいました。
話には聞いていたけれど、どんな仕事なんだろう。実際目で見て触ってみないとわからないよーと思っていた矢先のこのイベントです。
講演は14時30分から、ブースは臨床検査技師・臨床工学技士・歯科衛生士・理学療法士・作業療法士・言語聴覚士・介護福祉士・社会福祉士・精神保健福祉士と中々のボリューム……これは恐らく全部は聞けないと思い、とりあえずパンフレットを貰った後、一番気になっていた作業療法士のブースに行って、お話を聞かせてもらうことに。そうしたらブースの方が笑顔で歓迎してくれました。

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みっちりとお話を聞かせてもらえました。

まずはざっくりと作業療法士とは何かを説明すると……心や身体に障害のある人をサポートするお仕事です。
もっと具体的に言うと認知症のお年寄りの方や精神病の方、発達障害などがあるお子さん、ほかにも一人では中々生活出来ない人などのリハビリのサポートをする人達の事です。
ではどのようにサポートするか。
移動、食事、排泄など色々とありますが、今回はブースの方に道具を使ったリハビリを中心に話を聞かせてもらいました。

気になる機械を見つけました。

変わった物がいっぱい並んでいます。一見すると奇抜な見た目の食器類と、とても大きな謎の機械です。
まず触らせてもらったのがこちらの機械、なにやら怪しげです。「腕を通すんですよー」と言われたので、試しに通してみると、腕だけ重力が軽くなったような、腕だけ月の上にいるような?そんな感覚に、これはなんなのか聞いてみると、障害者の方には自力で腕を上げるのが困難な人もいるらしく、そういう人達が腕を上げる際にその動作をサポートしてくれる機械なんだそうです。確かに腕が軽い! 試しに特殊なスプーンでお皿の中の豆をすくってみます。おお、確かにすくいやすい。これは便利!関心していると「そのお皿も独特な加工がしてあってとても物をすくいやすくなってるんですよ」との事。ふむふむ、なるほど。道具一つ一つに使う人への気遣いがされている設計なんだなと更に関心。

遊んでリハビリ出来る!?そんな変わった道具を発見

そして「次はこれ!」と言ってだされたのがこのぐにょんと伸びるスライムのような物です。触ってみると、昔流行った練消しのような肌触り。かなり固いけど、手で伸ばした時の感覚も練消しのようでした。しかし、練消しと違って、これも一工夫がされているのか、伸ばしても練消しのようにカスが出ないようになっているみたいなんです。ちなみにこれ、手が不自由な人が遊びながらリハビリ出来る物だそうで、捏ねてるだけでリハビリになるそうです。

ほかにもこんな使い方も。ナイフの様な物を使って包丁を使うリハビリをしています。なるほど、確かにこれなら食材を無駄にすることもないし、何よりも何度でも同じ事が出来る。このスライム……中々、侮れません。

趣味感覚で出来るリハビリ

こちらの方が付けているこのアクセサリー、実は障害者の方がリハビリの為に作ったものだそうで、手先を動かすリハビリで作ったそうです。こんなにいい物を作れるのに障害者とは驚きです。私よりも確実に器用です。こういうものを作ろうとすると、私なら10分で嫌になって投げ出してしまうでしょう。障害者の認識が良い方へ変わる瞬間でした。

最後に

ほかにもこんな話を聞かせてもらいました。
ほかにも、作業療法士として、働いていると、リハビリを受け終えた人が病院を出ていくときの笑顔なんかも生き甲斐になるといったお話や、今、函館だけでも1500人近い作業療法士が働いているけれど、まだまだ人手が足りていないなどのお話も聞かせてもらいました。
作業療法士の国家資格は、誕生してから今から約40年ほどしか経っていない新しい資格らしく、資格を持っている人も、全国で見ると数はあまり多くないらしいです。しかし、そんな作業療法士ですが、親族の人がそういう作業療法士に関わらなければならない様な境遇にあったり、前の職で、その作業療法士に近しい仕事をしていたのがきっかけで、40代になってから転職する人なども少なからずいるようです。そんな年代を問わず、人を引き付ける作業療法士と言う職種、あなたも興味が湧いてきませんか?

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おまけ

最後におまけです。駅の中にこんなものがありました。まるで日本で有名な映画に出てくる昆虫のようです。
ですがこれは本当はイカを模した未来の乗り物らしいのです。
イカだけど昆布で出来てます。昆布だけどイカを模してます。謎です。

世の中には変わった感性を持った人がいるんだなと思った瞬間でした。

■ 筆者情報:USA

会場で貰える資料類

▼全部でこんな感じ
パンフレット等

学園案内のパンフレット、オープンキャンパスの応募ハガキ等

▼A4クリアファイル
A4クリアファイル
▼西野学園のオープンキャンパスのお申込みハガキ(A4二つ折り両面印刷)
西野学園のオープンキャンパスのお申込みハガキ(A4二つ折り両面印刷)
西野学園のオープンキャンパスのお申込みハガキ(A4二つ折り両面印刷)
▼西野学園の学園案内書(3つ折り両面印刷)
西野学園の学園案内書(3つ折り両面印刷)
西野学園の学園案内書(3つ折り両面印刷)

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