子供の慢性疾患の中でも、治療期間が長くなる小児ガンなどの特定の疾患では医療費の負担がかなりの高額になります。小児慢性特定疾患医療費助成は医療費負担の軽減につなげるべく、自己負担分の医療費を補助する制度です。
助成の対象者は以下の通りです。
補助の対象となる病気は以下の通りです。入院、通院共に対象になります。
区分 | 自己負担月額 | |
---|---|---|
入院 | 外来 | |
生活保護法の被保護世帯・中国残留邦人等の円滑な帰国の促進及び 永住帰国後の自立の支援に関する法律による支援給付受給世帯 |
0円 | 0円 |
市町村民税・非課税 | 0円 | 0円 |
前年所得・非課税 | 2,200円 | 1,100円 |
前年所得税課税年額5,000円以下 | 3,400円 | 1,700円 |
前年所得税課税年額5,001~15,000円 | 4,200円 | 2,100円 |
前年所得税課税年額15,001~40,000円 | 5,500円 | 2,750円 |
前年所得税課税年額40,001~70,000円 | 9,300円 | 4,650円 |
前年所得税課税年額70,001円以上 | 11,500円 | 5,750円 |
申請に必要な書類を提出します。(自治体によって異なりますので、確認が必要です) 病名が厚生労働省で定めている病気に該当するか審査が行われ、受診券が交付されます。
※対象の疾患によっては、成長ホルモン治療用意見書や、重症患者認定申請書が必要になる場合があります。