児童委員は、民生委員も兼ねています。生活に関する困り事の相談だけではなく、介護、妊娠、子育てについての相談にも乗ってくれる頼もしい存在なのです。子供達が安心して暮らせるよう、活動しています。
お住まいの地域には、必ず民生委員を兼ねた児童委員がいます。その地域に住み、住民のことをよく知り、ボランティア活動、福祉活動に理解のある方が、厚生労働大臣に推薦されて選ばれます。
地域のつながりが核化族や少子化で薄れる中で、独り暮らしの高齢者や障害者、介護に悩む方、子育てに悩む方などが孤立化してしまわぬよう、民生委員・児童委員が良き相談相手として必要な支援を行います。
民生委員・児童委員は非常勤扱いで、特別職の地方公務員扱いになります。ですが、その活動はボランティアなので、無給になります。交通費や通信費、研修に参加する参加費などの必要経費は支給されています。
任期は3年ですが、再任も可能ですので、数年間続けて民生委員・児童委員をとして活動している人も少なくありません。
民生委員・児童委員は様々な活動を行っています。中でも、厚生労働大臣に指名され、「主任児童委員」という、児童福祉専門に担当する児童委員もおり、より幅広い活動を行っています。
民生委員 児童委員 |
活動内容 |
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担当区域があり、高齢者、障害者等の福祉に関する事、育児に関する様々な相談や支援 | |
活動事例 | |
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主任児童委員 | 活動内容 |
担当区域を持たず、児童福祉に関する機関と連携し、地域を担当している児童委員の活動をサポート | |
活動事例 | |
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