介護療養型医療施設は、医療サービスに重点を置いた施設で、介護保険を利用した施設です。種類も2種類あり、老人性認知症疾患療養病棟、療養病床があります。
療養が必要な方の為の医療機関施設です。ですが、現状として、医療や看護を必要としない入所者が多く、医療保険が適用になる療養病床と区別が難しいため、平成29年を持って廃止されることになっています。平成30年度以降は、老健に比べて医療が充実している、「新型老健」へと転換される予定になっています。
寝たきりではない認知症患者の方で、精神症状や問題行動があり、自宅などで療養が難しい方のための施設です。
病状が安定していて、長い期間の療養や介護を必要としている方の為の施設です。寝たきり、要介護度の高い方が特養や老健よりも多く利用しています。
入居条件は以下の通りです。
入所の申請は、直接施設に申し込みます。その際、必要書類をもとに面談が行われ、入所希望者の介護度や健康状態をみて、入所判断が下されます。入所は申し込み順ではなく、医療措置の必要性が高い方が優先されます。申し込みに必要な物は以下の通りです。
介護療養型医療施設での介護や看護は、看護士、理学療法士、作業療法士、管理栄養士など、生活のサポートを専門スタッフが行います。高度な医療を必要とする高齢者に対し、万全の体制が取られています。
リハビリで機能訓練を受け、身体機能の回復を目指し、自宅での自立した生活への復帰を目標としています。