敬老祝い金は、高齢者の長寿を祝い、これまで社会の貢献してきた労をねぎらう意味で各自治体が進呈しています。今ある社会は、高齢者がベースを作ってきたと言っても過言ではありません。敬老の意を表して、9月の敬老の日に贈られることが多いようです。
各自治体により、対象者の年齢が違います。
77歳、80歳、88歳、90歳、99歳、100歳となっていますが、全ての年齢を対象としているのではなく、自治体によってこれらの年齢から3~4種類の扱いとなっているようです。
なお、対象者が亡くなられた場合や、所在不明の場合は対象となりません。
支給金額は自治体によって様々ですが、平均的な支給額を紹介します。
77歳 | 7,000~20,000円 |
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80歳 | 10,000~20,000円 |
88歳 | 15,000~30,000円 |
90歳 | 30,000円 |
99歳 | 30,000~50,000円 |
100歳 | 20,000~100,000円 |
なお、101歳以降では30,000円、105歳では50,000円を進呈している自治体もあります。多くは100歳で敬老祝い金の他に、表彰状も進呈しているようです。
高齢者の長寿を社会が祝うというのは、とても素晴らしいことです。ですが、超高齢者社会と言われている昨今、対象者の急増、高齢者福祉事業への財源確保などの観点から、敬老祝い金の贈呈金額の減額、または敬老祝い金そのものを廃止している自治体があります。
高齢者にとって、敬老祝い金をもらうのがいいのか、高齢者福祉事業を充実させていくのがいいのか、個々で様々思いがあるでしょう。