老人クラブは敬老会、老人会とも呼ばれ、町内会や自治会が主となり、高齢者への福祉目的とされている会です。全国老人クラブ連合会によると、全国に老人クラブは11万クラブ、670万人の会員がいます。
老人クラブは自治体の福祉課と連携し、高齢者の福祉活動を行っています。
高齢者が多くの仲間と共に、生きがいと健康作りを行い、明るい生活を送ろうとするものです。これまでの経験と知識を生かし、社会活動にも積極的に参加します。高齢者の孤独死などを防止するためにも、様々なコミュニケーションをとっていきます。
入会資格は、60歳以上であれば、誰でも入会することができます。
地域の老人クラブの情報は、高齢者福祉課に問い合わせると、近くで活動している老人クラブを紹介してくれます。体験参加のできる老人クラブも多いので、入会する前にクラブの雰囲気を味わってみるのもいいかもしれません。
ご友人と誘いあって参加してみてはいかがでしょうか。
老人クラブの活動内容は多岐に渡ります。自分達の娯楽、健康のため、社会のために様々な活動をしています。
健康・介護予防 | 健康学習、体操、ウォーキング、ゲートボールなどのスポーツ |
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趣味・文化・レク | 見守りパトロール、交通安全、趣味や文化サークル、旅行 |
ボランティア | 福祉施設訪問、社会奉仕、地域のボランティア活動 |
街作り | 生活課題の調査やモニター活動 |
世代交流 | 地域文化、伝承芸能、民芸、郷土史などの伝承活動、異世代交流 |
環境・リサイクル | リサイクル活動、地域の環境整備、花や農作物の栽培 |
老人クラブ傷害保険は、安心して老人クラブ活動ができるよう、全国老人クラブ連合会が取りまとめている傷害保険です。年齢制限もなく、連合会が団体契約をしているため、クラブを通し、1人でも加入できる保険です。
怪我をして1日だけの入院や通院でも補償があります。
有効期間は1年となっていて、保険の種類は2種類です。
総合型 |
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クラブ活動型 |
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