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緊急通報システム

一人暮らしの高齢者、重度身体障害者の方が、安心して日々を過ごせるようにしたシステムが、緊急通報システムです。
通報装置やペンダント式の機器のボタンを押すことで受信センターに通報が行き、状況に応じて救急車を代わりに要請したり、親族に連絡をしてくれるシステムです。

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対象者

  • 65歳以上で一人暮らしの方、または高齢者のみの世帯
  • 家族と同居していても、1日8時間以上1人になる方
  • 18歳以上の一人暮らしの重度身体障害者(1~2級)
  • 難病医療費助成を受けている方(市区町村によって異なる)
  • その他市区町村が特に必要と認めた場合

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利用するにあたり

緊急通報システムには固定電話回線が必要です。
NTTアナログ回線、ISDN回線、各社ADSL回線、光電話回線、CATV回線、ソフトバンクテレコムおとくライン、KDDIメタルプラスなどがご利用できますが、お住まいの地域によって異なりますので事前に確認が必要です。 なお、
NTTアナログ回線以外では、停電時に電話回線を使用することができませんので、同意された方のみ、ご利用できます。ADSL回線の場合、回線の分岐機が必要となるため、工事費用がかかる場合があります。

利用料

緊急通報システムは、住民税非課税世帯と課税世帯、年齢、障害の程度、慢性疾患の有無により、利用料金がそれぞれ違いますので、65歳以上の方は高齢者保険福祉サービスの相談窓口、障害者の方は障害者等保険福祉相談窓口でご相談ください。市区町村によっては、非課税世帯では無料で利用できる場合もあります。


緊急通報システムの仕組み

オペレーター

利用者には月1回~年1回(自治体により変わる)、お伺い電話があり、健康状態や生活の様子を伺い、必要であれば助言を行います。地域によっては、24時間体制での健康相談も行っており、看護師など健康に関する不安、悩み事相談を受けてアドバイスを行います。

  1. 利用者が緊急通報システムのボタンを押すと、受信センターへ電話回線を通じ、自動的に通報されます。
  2. 通報を受信したセンターが、折り返し利用者に電話連絡をします。
  3. 受信センターからの電話に利用者が出られない場合、救急車を要請し、民間業者が通報者宅に急行します。


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