人工肛門や人工膀胱を永久的に使用する目的でつくり、身体障害者手帳を申請すると、通常4級の手帳が交付されます。手帳が交付され、人工肛門、人工膀胱用の装具の購入費助成の申請をすると、ストーマ装具やストーマ用品、洗腸用具の購入費が助成されます。
永久的に使用する為、人工肛門、人工膀胱をつけた人。 ただし、ストーマ装具等の給付券を受けていたり、生活保護を受けている人は対象外となります。
助成の申請があった日の月から3ヶ月間を限度とし、ストーマ装具等の給付を受ける対象と認定される前月までの分を助成します。助成金額は、給付額と同額になります。
給付の申請をして受理されると、支給決定通知書と一緒に、給付券が届きます。販売業者にストーマ装具等と引き換えに給付券を提出し、自己負担額を支払う形になります。
自治体により、必要な書類が違う場合がありますので確認してください。事前に、ストーマ装具等の購入費見積もり書が必要になりますので、販売業者に発行してもらいます。自治体によっては申請窓口で販売業者に見積もりを依頼する場合もあります。
人工肛門と人工膀胱では、月の給付額が違います。購入費の1割が自己負担になったり、所得に応じて給付が受けられない場合がありますので、お住まいの自治体窓口にご確認ください。
■人工肛門:8,858円/月
■人工膀胱:11,639円/月
出典元:
●ストーマ(人工肛門)について(http://www.jfcr.or.jp/hospital/conference/cancer/woc/artificial_anus.html)
●大腸がん手術後のストーマケア(http://ganjoho.jp/public/dia_tre/rehabilitation/stoma_care.html)
●ストーマ用品 (人工肛門・人工膀胱の装具等)(http://www.jml-west.jp/business/b03/h03/)