ボウリング は健康づくりにも役立ち、年齢・性別問わずに誰もが楽しめるスポーツです。
定年退職をしてから運動不足気味だったので、何か健康づくりのために体を動かすことを考えるようになりました。
ボウリングの経験は、今まで数えるほどしかありませんでした。
体を動かしたいと考えはしたものの、激しい運動をする気力もありませんでしたし、他の人と一緒に行うようなものがあれば足を引っ張ってしまいそうです。
そのため、何か自分一人で楽しむことができるものがないか考えていました。
最初は、家の周りを散歩するところから始めました。
すると、あるとき散歩の途中で、近くのボウリング場が目に入りました。
そのボウリング場を見た瞬間、ボウリングだったら一人でも無理なく楽しむことができるのではないか……という思いが突然頭に浮かびました。
こういうときにピン!と来た感覚は、大事にしないといけませんね。
ボウリング経験は少ないですが、誰かと一緒にするわけではありませんから気軽にできそうだと思ったのです。
実際にボウリングを始めてみると、日頃から運動をしていない自分にとってはけっこう大変で、ただ玉を転がすだけといっても負担がかかるものでした。
更に全くコントロールできずにガーターを連発……。
あまりガーターを連発すると、テンションも落ちてしまいます。
そこで、ガーターにならない初心者向けのレーンで練習をすることにしたのです。
最初は、周囲の目が気になりました。
ですが、平日の昼間は人が少なく、高齢者が自分と同じように健康づくりに楽しんでいるか、プロを目指しているのかなというぐらいに本格的な人のどちらかしかいないという感じだったので、次第に周囲の目も気にならなくなりました。
練習を続けていくうちに筋力がついたのか、玉もしっかりと転がすことができるようになり、ガーターを連発するということはなくなりました。
そうして、ようやく初心者向けのレーンから抜け出し、本当のスタートラインに立つことができるような気がしたのです。
ガーターこそ出さなくなりましたが、スコアは伸びず簡単に取れそうなスペアも取れなかったりして悔しい思いをすることも少なくありませんでした。
なかなかスコアが伸びず大苦戦……
ところが、上手くできないことが逆に挑戦心を煽ってくれる結果となり、健康づくりにと軽い気持ちで始めたボウリングにいつしか夢中になっていたのです。
ボウリングのスコアを伸ばすために体育館に通い、筋力トレーニングなどを行ったりしたことが更なる健康づくりに役立つことになるとは、自分でも驚きです。
練習の甲斐あって、ようやく人並みのスコアを出すことができるようになってからは、ボウリングをかなり楽しむことができるようになっています。
ボウリングは年齢関係なく始めることができますし、努力の結果が実を結ぶスポーツなので、健康づくりをしながら楽しむことができてうれしいです。
健康づくりのためにボウリングを始める人が増えてきていると言われます。
有酸素運動と筋力増進の効果があるボウリングは、生涯スポーツの一つとして見直され始めています。
年齢や技術に関係なく、誰もが楽しめるのがボウリングの良さです。
この他にも、次のような魅力があります。
これらのことから、初心者でも始めやすいスポーツだということがわかりますね。
また、筋力の維持・向上や免疫力アップなどの効果も期待できますから、続けてやっていると「体力がついた!」「ダイエットに成功した!」という人も少なくないでしょう。
何と言っても辛い思いをしながらではなくて、楽しみながら適度な運動ができ、それが健康づくりへと繋がっていくのはとても良いことです。
ボウリングは、1970年代に一大ブームを巻き起こしました。
国民的なスポーツとして多くの人に親しまれてきましたが、現在全体的な人気は低迷傾向にあります。
ところが、シニア層に限ってはブーム再来と言ってもいいでしょう。
シニア層の競技人口は、ここ10年で約40万人以上にも増えていると言われています。
まさに、私もその一人です。
シニア層にボウリングを楽しむ人が増えた理由としては、私のように健康づくりが目的でやっている人以外に、ボウリング場が仲間との社交の場として活用され始めたことが挙げられます。
定年退職後の運動不足解消に励んでいます。
体を動かすことの大切さを実感中!