ケアマネージャー は苦労の絶えない大変な仕事です。
利用者にとって過ごしやすい生活を考えながら命にも関わる大きな責任を背負っているにもかかわらず、貰えるお給料はそれに見合ったものとは到底言えないのが現状です。
ケアマネージャー として働いていつも感じるのは、切り替えの速さが必要ということです。
福祉の現場では制度の改正が多いため、その度に新しいことを覚えなくてはいけません。
臨機応変に対応していかなければいけないので、切り替えの速い人でないと続けていくのは難しいでしょう。
私は物覚えがあまりよくないほうなので、精度の改正などがある度にとても苦労しています。
それは業務でも同じで、やはり切り替えが速くないとすぐ業務についていけなくなります。
先輩ケアマネージャーとのやり取りも大きな苦労の一つです。
この仕事は大変な分ストレスを抱えている人が多くいます。
中には、後輩をそのストレスのはけ口にする人も…。
私自身、以前の職場ではひどい苛めを受けていました。
今の職場では苛められることはありませんが、先輩ケアマネージャーからのきつい説教やお小言などはしょっちゅうです。
一緒に働いている人に対する悪口も多く、それを上手く受け流すか同意しなければ、すぐに次の標的にされてしまいます。
人間関係の部分で気の遣い方も考えなければいけないので、精神的な疲労は計り知れないものがあります。
休日出勤も多く、月に5回以上の休日出勤をした際は疲れから眩暈が絶えませんでした。
体調管理には気を付けている方なのですが、それでも激務から具合を悪くすることも多々あります。
休日出勤だけでなく、残業も3時間以上の日が1週間続いたことがあります。
特に月の初めや月末などはとても忙しくなるため、残業はもはや当たり前のこと…。
ケアマネージャーは責任ある立場ですし、本当に苦労が多いです。
一生懸命に仕事に取り組んでいるにもかかわらず、利用者からは「最適なプランを組んでもらえていないのでは?」といった介護サービスに対する不満が絶えず寄せられます。
仕方のないことなのかもしれませんが、やはり自分がやっていることを認めてもらえないということは、とても悲しく切ないものです。
この仕事は休暇がなかなか思うように取れないので、こうした悲しい気持ちややり切れない気持ちをプライベートで発散させようにも出来ません。
ケアマネージャーとして働く私は、日々多くの苦労を感じています。