ショッピングモールでは、魅力的な店舗や商品はもちろんのこと、ママ目線を大切にしたお店づくりをしてくれています。そのため、小さな子どもと一緒でも安心して買い物することができます。
私は、いつもショッピングモールをありがたく思っています。その理由は、よほどの混雑時以外は、エレベーターの乗り降りや通路の狭さ、ベビールームの数などについて不安を感じずに、親子で買い物を楽しむことができるつくりがあるからです。
上の写真は、大阪市内のとあるショッピングモールなのですが、通路がとても広いです。これはこの部分だけでなく、同じモール内にいくつもこういった通路があります。他の人の邪魔にならずに休憩したり、待ち合わせをすることもできます。さらに、車いすやベビーカーの利用時も、すれ違う際にぶつかるリスクが少なく安全です。また、各店舗には段差も扉もないので、誰でも気軽に立ち寄ることができます。もちろん、優先トイレやおむつ台も複数箇所ありますし、わずか4F建てであるにも関わらず、大きいエレベーターが何台もあります。サービススタッフはもちろん、各店のスタッフの方々もサポート精神にあふれています。
こうしてみると、ショッピングモールは子連れだけでなく、すべての人に利用しやすいつくりになっていますね。今、巷では「ららぽったー」や「イオニスト」といった俗称があるそうで、実は私もその一人です。各地にショッピングモールが増え、多くの人に親しまれていますが、子どもが生まれてベビーカーで一緒に買い物に出かけてみて、ショッピングモールの利用しやすさを改めて実感しているところです。もちろんお店にもよると思いますが、バリアフリー設備がほぼ整っていることも、ショッピングモール人気の一因だと思います。
私は数々のお店を利用させてもらい、今はこう思います。魅力的な商品を扱っていても、段差や狭い通路だらけのお店は行きにくいです。また、もし通路が広くても、スタッフの方がベビーカーなどを邪魔そうな目で見てきては行きづらいです。小さな子どもを連れての買い物となれば、大きな施設に比較的長い時間滞在することになる場合も少なくありません。そうなると、買い物をするだけでなく、トイレや食事処にも行きたくなります。施設内のどこに行っても、すべての同線にやさしさを感じることのできる……そんなお店が、今後も増えていくと嬉しいなと思います。ハード面とソフト面の両方を兼ね備えて、初めて『本当のバリアフリー』といえるのではないでしょうか。
もうすぐ1歳になる男の子のママです。