ケアマネージャー として働きはじめてから、年々この職業の魅力に気づいてきています。
私が感じているケアマネージャーの魅力を紹介します。
ケアマネージャー は介護に関する悩みを抱えている様々な状況の家族や、介護を必要とする人に手を差し伸べます。
自宅で1日中毎日介護を行っている家族は、疲労困憊していることが多いです。
介護の資格などを持っていない人が、大人一人の介護をすることは結構辛いもの……。
しかし、見放すことも出来ないという家族は、必死に介護を続けます。
人間は疲れの限界が続くと、適切な判断が出来なくなり、過剰な気持ちの変動により怒りが抑えられなくなることもあります。
救いの手を差し伸べなければ、介護している側が鬱になったり、介護者に対して怒りをぶつけ虐待に発展してしまったりと、家族と介護者の関係が悪くなることもあるのです。
日を重ねるごとに介護の疲れがたまり、関係性に悪循環が生まれてしまいます。
ケアマネージャーは、救いの手を必要とする家族に適切な介護プランを提案します。
家族から介護者の状態を聞き、自分で出来ることや出来ないことに応じて、施設の利用などについて検討します。
また、家族の収入状態や仕事の都合なども踏まえた上で、より良い介護プランを考えます。
その提案によって、今までたくさんの家族からお礼の言葉を言われてきました。
お礼を言われることももちろん嬉しいのですが、最も私にとって嬉しいことは、困り果てて笑顔すらなくなっていた家族や介護者の方々がプランを実行して笑顔が戻った時です。
この笑顔を見ることができた瞬間が、ケアマネージャー最大の魅力と言えるかもしれません。
ケアマネージャーは、常に介護プランを必要としている家族のために動いています。
激務と言われることも多いのですが、たくさんの人を救うために動いている時間を私は激務だと感じたことはありません。
早く家族を救いたいという気持ちの方が大きいからです。
もちろん休日もありますが、相談を受けている家族や介護者を受け入れてもらうために交渉している施設から呼び出しがかかれば休日でも駆けつけます。
年中働き続けていると言っても過言ではありません。
その対応の早さやフットワークの軽さが人との信頼性を築けていけている秘訣だなと感じます。
これからも様々な家族の家庭介護を見守りながら、助けが必要な人たちを出来る限りたくさん、全力でサポートしていきたいと思います。
ケアマネージャーの最大の魅力である家族や利用者さんの笑顔、それから感謝の気持ちを身近に感じながら働いていけたらとても幸せですね。
ケアマネージャーとして働いています。
大変なことも多いですが、利用者さんとその家族の笑顔が見られるのを楽しみに頑張っています!