現在小学6年生の子どもがいるシングルマザーです。
シングルマザーになって大変だった時期の体験談を書きたいと思います。
子どもが0歳児のころから保育園に預けて働いていたのですが、体が弱かったため病気になり、長期入院してしまいました。そのため、私も仕事を辞めて付き添うことにしました。
子どもにも職場にも申し訳ない気持ちでいっぱいになり、自分自身を責めていました。
この頃から、夫ともケンカが多くなりました。結局辞めることになってしまったものの、夫1人の収入では余裕がなかったため、それまでは私も働いていました。子どもの入院費や薬の代金、その他諸々お金のことでのよく言い争いをし、お互い辛い思いをしました。
しばらくして子どもは退院できましたが、病気が完全に治ったわけではなく、毎日家で注射を打たないといけない生活に……。
同居していた義母にも、すべて私の責任だというような言い方をされ、私自身が鬱状態になりました。小さい子どもの世話に、義母からの言葉の攻撃、そして夫は以前より冷たい態度で接するようになっていったのです。
私自身もイライラすることが多くて夫にあたってしまっていたので、仕方がなかったと思います。このままでは子どもどころではなくなってしまうと思い、離婚に至りました。
仕事を失った中で体の弱い子どもを育てるのは一人では難しく、どうしても両親の助けが必要になり、実家に戻りました。お金の事で役所に何度も通い、さらに子どもの事で病院にも何度も通って、忙しくしていることで自分の精神を保っていたと思います。
子どもの笑顔を見るたびに、涙を流しながらも頑張りました。母親ってすごいですね。頭がおかしくなりそうな時も、子どもの笑顔でなんとか留まることができましたから。
家族の協力もあって、徐々にもう一度働き出し、仕事に復帰できました。子どももまた保育園に通い出し、元気に成長していきました。当時、中学生の妹にも部活が休みの時は、子どもの送り迎えも手伝ってもらい助かりました。また、金銭的に辛かったですが、週に数回はやむを得ずファミリーサポートにも頼りました。
小さくて体の弱かった子どもも小学6年生になり、元気で活発に育っています。低学年のころは学校に行きたくないと言っていましたが、今は友達もたくさんいて楽しそうです。
シングルマザーということで、国からたくさん援助してもらいましたし、親や兄弟にたくさん迷惑をかけました。ですが、私自身も子どもと共に成長できて、今ではすっかり元気を取り戻しました。これからもう少し子育てを楽しみたいと思います。
小さい頃は病弱だった子供も、活発で元気に成長してくれました。