皆さんは、「小1の壁」という言葉をご存知でしょうか。放課後の預け先と勤務時間の調整に悩み、働き続けることが難しくなる問題のことです。
近年、放課後や長期休みに子供を預かってくれる学童保育所が増えてきました。上手に利用して「小1の壁」を乗り切りましょう。
学童保育所には、公立と私立の2種類があります。自治体によって違いがあるため、よく調べてご家庭に合う施設を選びましょう。
学童保育所には、公立と私立の2種類があります。自治体によって違いがあるため、よく調べてご家庭に合う施設を選びましょう。
公立学童は小学校の敷地内にあることが多く、同じ保育園出身の子がいるので、環境の変化や移動の負担が少なくすみます。ただ、私立に比べて預かり時間が短いため、残業など時間の調整が難しいかもしれません。
一方、私立学童には、色々な学校の子供が集まります。学校から学童保育所への車送迎がある施設もありますが、近隣の学校は子供だけで徒歩移動させるケースもあり、確認が必要です。預かり時間が公立学童より長く、有料オプションでの習い事や自宅への送迎、夕食のお弁当などサービスが充実した施設もあります。
小学校では、働くママをもつ子供が皆学童保育所に入所するとは限りません。自営業や短時間勤務、職場が自宅から近いからといった理由で学童に預けないご家庭もありますし、高学年の兄弟と留守番させるケースもあります。
学年が上がると放課後を自由に使える留守番に憧れ、学童に行きたがらない子供も増えてきますが、災害や犯罪などを考えると1人で留守番させるのは不安です。とはいえ、6年間を毎日学童保育所で過ごすのは、子供にとっては少し窮屈かもしれません。
自立心が芽生えた頃に合わせて、週に1~2回留守番の練習をさせてみましょう。これは、親の目の届かない時間をどう過ごすか、家庭でのルール作りの良い機会になるでしょう。
二人の女の子のママです。子供たちの成長が楽しみ~!